プロフェッショナルを観て/山縣選手

OFF TIME -休み時間-

先日、日本選手権で東京五輪出場を決めた陸上100mの山縣選手。

五輪を決めた選手、決めれなかった選手。ほぼこの日のこのレース1つで明暗が分かれる世界に競技の厳しさも感じれるレースでした。

日本選手権直前には「プロフェッショナル」で山縣選手に密着したものが放送されていました。

去年にも同じものが放送されていたため、内容は再放送となりますが番組最後に「布勢スプリント」で日本新を出したレースも放送されていて見ごたえ十分の内容でした。

山縣選手は今回の日本選手権や世界陸上などの大きい大会でも安定したタイムや順位で走っているイメージがあります。

山縣選手の練習は「コーチを付けず」「自分の練習を動画で撮ってもらい」それを「自分で観て自分で分析する」そして「フォームを修正して再度取り組む」というものです。

ウエイトトレーニングでも同じく自分で観て分析します。

トレーニングの仕方も「おもりを紐に付けたものを腰につけ走ったり」「踏み込みの加速度を測定する」といった独自で考えた方法もあります。

そういったトレーニングを観れるだけでも興味が湧くしおもしろいし、これだけ自分の動作を分析できることで大舞台での安定的な走りができるのかなと感じました。

番組内でも山縣選手が言っていましたが

変えることへの恐怖が全くない

失敗を恐れずにやって次にまたチャレンジしていつか成功する

といった考えがあるため上記のような取り組みができるのだと思います。

僕の好きな言葉があるのですが

イチロー選手が言っていた

全くミスなしで辿り着いても深みはでない。遠回りすることは大事。無駄なことは結局無駄じゃない。遠回りすることが一番近道

両選手とも言葉のニュアンスは違えど同じ考えに感じます。

今の練習方法が最適と考えず、新たな練習方法に取り組み更なる自分に合ったものを探す姿勢はなかなか怖くて真似できませんがスポーツだけでなくとも私生活や仕事でもそういった考えを持ち実行できたら違ったものが見えてくるのかもしれません。

最後に番組終盤で山縣選手が言っていた言葉も印象的でした。

「向き合っている競技に対して愛情があるか。愛情が無いと深く追及しようとしない」

ちなみに本日2021.06.29 22:30~ マラソンの大迫選手のプロフェッショナルが放送されます。

「“愚か者”が、道を作る〜マラソンランナー・大迫傑〜」 - プロフェッショナル 仕事の流儀
東京五輪マラソン代表に内定している大迫傑(30)。6年前、プロランナーに転向しアメリカに移住、その後日本新記録を2度たたき出した。大迫の実像は謎に包まれてきたが、今回、陸上部の後輩だったディレクターに対し異例の密着取材が許された。華々しく見えるそのランナー人生は実は挑戦と挫折の連続で、何度も屈辱を味わってきた。それでも...

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