「ワラーチ」って知ってますか?
メキシコのチワワ州に住んでいる「ララムリ」という民族が愛用している靴です。
ワラーチは靴底がタイヤ素材でできており、靴紐が牛革でできています。
見た目はサンダルのような形です。

ワラーチを知ったきっかけ
このララムリ族・ワラーチを僕が初めて知ったのは、グレートレースという番組です。
その回は「走る民族 メキシコ250km」というもので、レース主催者が「走る民族ララムリ」を世界に知ってもらうとともに、実際ララムリ族にもレースに出てもらうといったものでした。
ララムリ族の中には、トレイルランナーの恰好をした選手もいればララムリ族の民族衣装のまま走る選手もいました。
その民族衣装で履いている靴が「ワラーチ」でした。
これを履いて250km?!とふつう感じますが、ララムリ族の彼らからすると、ワラーチは地面を感じやすいため、山道の不整地など走りやすいみたいです。
レースの結果としては、民族衣装のララムリ族が上位10位以内に入るといった衝撃の結果でした。
日本でもワラーチ愛好家がいる?
最近僕はトレイルのショートコースのレースに出たのですが、なかなかハードなコースで足をつりながらもギリギリゴールしました。(ゴール後両足がつってしばらく動けなかった)
そんな中「ワラーチ」を履いて難なくゴールするランナーがいました。あの山をワラーチで完走できることに驚きました。他にもクールダウンでワラーチを履いている選手も見かけ、日本でも「ワラーチ」が普及していることを初めて知りました。
日本でも手に入る?
インスタなどでもワラーチを履いているランナーを見かけるので、日本で購入できるか調べるとワラーチを作っている店がありました。
ワラーチの改良版みたいな感じで、靴底のグリップも不整地に対応できるよう考えられていて、デザインも豊富です。
ララムリ族も言っていましたが、ワラーチは地面を感じやすいため不整地でのデコボコした道での対応がしやすいのかもしれません。
シューズに慣れてる日本人には、サンダルのような形の「ワラーチ」はなかなか取り入れるのに抵抗があるかもしれません。
しかし、実際険しいコースのトレイルレースでも完走する日本人ランナーもいるので「ワラーチ」を履きこなせたら新たな達成感や逆にトレランシューズよりしっくりくる?!ような新たな発見ができるかもしれません。
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