大会レポート ~初トレイル(後半)~

1つ目の山~頂上

大会レポート ~初トレイル(前半)~の続きから…

スタートして山に入ると、YouTubeで見た通り登山でした。(体感的には想像より急な坂道でした)

最初の山は500mくらいあります。

道幅も狭くランナーが連なって登っているため、前の方に付いていきながら登ります。

大会前にテレビでトレランの練習・コースでの走り方をしており、山を登るときは膝に手を当てて登ると足への負担が減るというのを見ていたので、それを実践!

あまり先のことを考えずに淡々と登ります。(心が折れるといけないので)

 

淡々と淡々と登っていきます。

 

淡々と淡々と…  

 

全然下りになりません!笑

ずっと膝に手を当てて登っていたのですが、足への負担は減ったのですが前かがみの姿勢になるため腰に負担がかかりちょっと痛くなってきました。

そういった辛さもあってか、頂上はまだかと先を確認してしまい心が折れそうになりました。

なんとか登っているとやっとこさ頂上に着きました。

頂上では素晴らしい絶景が見渡せます。これは記念にとレース中ですが写真を撮りました。(と見せかけて休憩してますが…笑)

気分転換にもなって、これから下りなので折れそうになった心も復活しました。

頂上~下り

そして下りです。下りの時も周りにはランナーがいるので、前のランナーの足の踏み場を真似して下っていきます。

山の下りを走る練習をしてなかったので、スリリングながら必死に付いていきます。(後ろからもランナーが来るためそういった焦りもあります。笑)

下っていくうちに徐々にリズムみたい?のが掴めてきて、怖さも薄れていきました。

 

…と思っていた矢先

今でもはっきり覚えていますが足が体についていかず足のリズムも崩れて「ドッシーーーンッ!」大転倒!!!

後ろから抜いていくランナーにも「大丈夫ですか?」と心配され、「大丈夫です。先行ってください」と恥ずかしながら答えました。笑

こけた反動で、500mlペットボトルがコースアウトしていきました。ルールに「山にゴミを捨てない」と記載されていたのを覚えていたので、少し降りたら拾える範囲で良かったです。

なんとかランを再開し、下り始めましたがさっきの転倒の恐怖が拭えずその後は恐る恐る下りていきました。

なんとか下りも終わり平地をしばらく走っていると、膝がヒリヒリしたので見てみると履いていたスパッツの膝部分が破れて血が出ていました

その先には、ランナーの走りを撮ってくれるカメラマンがいます。こんな傷だらけの姿を撮ってもらうわけにはいかないと思い、スパッツを少しずらし傷を隠してカメラマンの前を駆け抜けました。(そんな細かいとこだれもみてません笑)

海岸~2つ目の山

平地を走っていると、景色が開けて海岸沿いを走るコースが少しありました。

ただ、これがまたキツイ!足元は砂利道で足が取られます。満身創痍の体にはすごくこたえます。

少し走って、歩いてを繰り返しまた山が見えてきました。

 

もう現時点で体力を使い切っている僕には、その2つ目の山は「壁」にしか見えませんでした。笑

「こんな壁登れるんけ」と思いながらなんとか這いつくばって登っていきます。

「壁」なので何度か足を滑らせコケながら登っていきます。2つ目の山は200mくらいですが、頂上まであまり覚えてません。(無心で登っていたと思います)

下りも走るなんて無理で一歩一歩必死に下りていきました。(リズムみたい?のが掴めて…が懐かしい)

ゴールまで

なんとか下りていると山からゴール地点がチラリと見え、会場でのアナウンスも聞こえてきたので「やっと帰ってこれた」という気持ちになりました。

最後の階段を下ると、海岸沿いを少し走ってフィニッシュです。

僕は最後の力を振り絞ろうと、ギアチェンジしてスピードを上げました。

そしてカッコよくゴールする

イメージでしたが、ギアチェンジした直後両足を攣って歩いてフィニッシュです。笑

そのゴールの瞬間もカメラマンに撮っていただいてました。

記録賞をもらい、控室で着替えるもスパッツを脱ぐときに足がまた攣ってもがきながら着替えた記憶があります。

 

 

そんな散々な初トレイルでしたが、人生最大くらい満身創痍になったのは今思うといい経験・ステップアップになったなぁと思います。

また目標は100kmウルトラマラソンなので、もっと過酷?というイメージを持ちながら今後練習していきたいと思います。

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