「お酢で体が柔らかくなる」って聞いたことありませんか?
結論から言うとそういった根拠はないみたいです。
肉などを柔らかくするのに酢で煮込むと、肉が硬い原因のタンパク質の繊維が切断されて柔らかくなるみたいです。
こういったことから
「酢で肉が柔らかくなる」=「体が柔らかくなる」という説が出たみたいです。
お酢の効果とは?
しかしながら「お酢」というのは、健康面やランナーにとっても良い効果や知っておくと良い情報があるので紹介します。
お酢の主な効果
・内臓脂肪を減らす
・中性脂肪(血中脂質)を減らす
・血圧を抑える
内臓脂肪
お腹の臓器周りの脂肪
ぽっこりしたお腹の人や、メタボと言われた人などこの内臓脂肪が多い疑いがあります。
内臓脂肪が多いと動脈硬化など血管障害になるため少ない方がいい
中性脂肪
血液中にある脂肪。別名:血中脂質
体内のエネルギーとしてブドウ糖が利用されますが、不足してきたときにこの中性脂肪がエネルギーとして利用されるため多くても、少なくても体に良くないです。
多いと余分な分が内臓脂肪や皮下脂肪(皮膚の下の脂肪)に蓄積される。
また、皮下脂肪が多くなると膝・腰を痛める。
少ないとエネルギー不足となり疲れやすくなります。
お酢とランニングは似てる?
このように、お酢の効果はランニングした時とよく似た効果があります。
ランニングすることで皮下脂肪や臓脂肪は落ちますし、有酸素運動をすることで血圧が下がるとも言われています。
また中性脂肪も長距離ランニングする上で重要で糖が不足してきたとき中性脂肪をエネルギーとして利用することで長時間走ることができます。
お酢を摂取するときのおすすめ
1日あたり大さじ1杯(15ml)の酢を継続的に摂取すると良いとされています。
「ミツカン まろやかりんご酢」なら6倍希釈で1日90ml摂取を推奨しているため実質お酢の摂取量は12.5mlとなります。

玄米から作る黒酢はアミノ酸をいっしょに摂取できるためおすすめです。
まとめ
お酢は体を柔らかくする効果はありませんが、体にはとても良いものです。
内臓脂肪や血圧は病気の原因になるもので、発症してはランニングを続けることができません。
また皮下脂肪が多いと膝や腰を痛めケガに繋がり、同じくランニング継続できません。
こういったものを予防できるのが「お酢」です。
適量のお酢を摂取しランニングを継続できる健康的な体を保つのも良いでしょう。
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