ウルトラマラソンやグレートレース、アドベンチャーレースなどを観ていると、レース中に具合が悪くなったり食を受け付けなくなったりする場面をよく見ます。
天候や睡眠不足といった原因もあると思いますが、「胃に負担がかかること」も1つの原因と思います。
僕の場合「激しい運動をした日はお腹がすかない」のに、「何もしない日にお腹が空く」といった不思議な体験があります。
これも「胃」が関係してきています。
通常食事をすると、胃で消化するのにエネルギーとして使われます。
しかし運動するとそのエネルギーが筋肉に使われるため、お腹が空かない。
次の日、運動しなかったとしても前日のカロリー分を摂取しようと体が反応するためお腹が空くみたいです。
ウルトラマラソンは100km走るうえで、合間合間に補給食を摂取しなければいけません。
運動しながらの摂取なので、上記の通りエネルギーは筋肉に行ってしまい、胃は消化不良になり具合が悪くなる原因になります。
そのため今回「胃に負担がかかる食べ物」「消化を助ける食べ物」を調べました。
胃に負担がかかる食べ物
〈胃の運動を抑制するもの〉
揚げ物・焼肉などの脂っこいもの(脂質)
通常の食べ物は3時間前後で胃で消化され小腸へと移ります。しかし脂っこい食べ物は胃の運動を抑制するため、長いもので10時間胃に残ることがあります。脂っこいものを食べた次の日の朝胃もたれを起こした場合はこういったことが原因でもあります。
〈胃酸分泌を活性させるもの〉
- アルコール
- カフェイン
胃酸分泌とは・・・胃内での消化液。タンパク質の消化において重要
胃酸分泌を活性させることで胃の粘膜が傷つき胃が荒れてしまいます。
特に空腹時や過剰に上記飲料を摂取するとこのような現象になりやすいみたいです。
〈その他〉
・暴飲暴食により胃で処理しきれない
・炭水化物は消化されやすい食べ物であるが胃では消化されないため胃もたれの原因になる。
→よく噛んで食べることで唾液で炭水化物は消化されるため、胃もたれ防止になる。
消化を助ける食べ物
パイナップル
タンパク質の消化を助ける
炭酸飲料
胃の運動を活性させる
レモン水
炭水化物の消化を助ける
ちなみにトレイルランで僕は「ポカリ」と「iMUSE」を所持してレースしてます。
ポカリはエネルギー補給が主でiMUSEは味変でさっぱり飲めるのでおすすめです!
カフェイン
胃酸分泌を活性させる。上記に書いたように空腹時には胃の負担となるが、食べ物を食べた後に摂取することで、胃での分泌を活性させるため有効。
またカフェインは脳に疲れを認識するのを遅らせる効果があるためランニングでも上手く使えば効果的かもしれません
まとめ
ウルトラマラソンを目指す上で、走ること以外にもこういった体に関することを事前に知っとくと完走に近づくかなと思い調べました。
上記に書いてある消化の良いものは僕の目標の「白川郷ウルトラマラソン」の前回大会のエイドに置いてもらってある箇所がほとんどだったので、こういったものを活用して完走に近づけたいです。
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