フルマラソンより過酷?なオリンピック種目

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オリンピック種目でフルマラソン(42.195km)より長い陸上競技って知ってますか?

50km競歩」です。

しかし残念ながら今回の東京オリンピックで廃止が決定されてます。

マラソンと比べてもあまりクローズアップされない競歩ですが

今回そんな競歩の魅力を紹介します。

競歩の記録でフルマラソンを歩いたら?

50km競歩の日本記録は3時間36分45秒です。

距離をフルマラソンに置き換えると3時間02分ほどでゴールします。

4分20秒/1kmのペースで歩くという驚異的速さです。

僕は10kmのマラソンレースに出たことがありますが、その時で45分少し切ったくらいだったので、4分30分/1kmペース

前回行った30km走で5分30秒/1kmペース…

次元が違いすぎてよく分かりません。笑

世界記録はと言うと3時間32分33秒でフルマラソンに置き換えると2時間59分でサブスリー達成です!

※当然ですが歩いての記録です

この50km競歩は日本人選手が強く、前回オリンピックで銅メダル、世界選手権で金メダルを取っており今回の東京オリンピックもかなり期待されてます。

競歩のルール

ルールも細かく

・常に片足が地面に着いていないといけない

・前脚が地面に接地して足が地面と垂直になるまで膝を曲げてはいけない

上記を違反すると失格になることもあります。

そのためマラソンランナーで最近使用されている「厚底シューズ」は地面からの反発があり、膝が曲がってしまう原因になるため競歩選手は使っていません。

競歩でマラソンより足への衝撃が少ないため、「ソールの薄い軽量のシューズ」を使用する選手が多いです。

また、ルールの通り競歩のフォーム崩れで失格を取られることもあるので終始フォームが崩れないようなペース練習もしています。

どのスポーツもフォームは重要ですが、競歩は1番といっていいほどフォームにシビアなスポーツです。

競歩選手が100kmマラソンで競歩?

これもすごい話ですが、競歩選手が練習の一環として「サロマ湖ウルトラマラソン(100km)」を競歩で完歩するみたいです。

しかも9時間9分で完歩した選手もいるみたいです。

サブ10切りです!

僕は急いでいるときなど早歩きすることがありますが、500mくらいでスネや足の裏などが痛くなりそれを100kmなど到底無理です。(比べる対象がおかしいですが。笑)

このように強じんな足が無いと成し遂げれません。

また上記でも言ったように

競歩選手はフォームを崩してはいけない=一定のスタミナが必要です

その為サロマ湖ウルトラマラソンでも競歩選手は後半に強く、バテていくウルトラランナーをどんどん抜かしていったみたいです。

まとめ

ウルトラマラソン完走を目標にしている僕には、信じられないことだらけの競歩選手の偉業。

「フォームを崩さない」とか「一定のペースを保つ」など、ウルトラマラソンをする上でも参考になることもあるので

こういったことも練習で意識して取り組み完走に近づけたらと思います。

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