2レース目が重要!トレイルラン初レースで諦めた人へ

OFF TIME -休み時間-

初めてのトレイルランレースで想像以上に辛かったり完走できなくて「もう二度と出ない!」って思った人いませんか?

僕がそうでした。

種目は違いますがOWS(海で泳ぐマラソン)に初めて1.3kmのレースにでました。

完泳はしたのですが想像以上疲れとことから泳いだ後は「二度と出ない!!」と思いました。

そこから1年後になりますが、同じレースに出場してOWSの楽しさを感じることができました。

そこら辺の体験談を書いていきたいと思います。

初レースは想像で練習する

OWSで話しますが、

初レースってもちろん普段海で泳ぐ機会がないため、想像で練習を行います。

1.3kmになれるために「距離を泳いだり」インターバルで「心肺機能の向上」を図りました。

しかし本番上記のように「二度と出ない!!」となりました。

想像を遥かに超えた原因

  • ゴーグルを早く着用しすぎた。きつく締めすぎた
  • 水分補給不足
  • 海で泳ぐ技術不足

こういった原因が挙げられます。

このレースは1.3km先の無人島へ船で送ってもらいそこからスタートし、もともといた海岸まで泳ぎます。

その船に乗った時点で僕はゴーグルをしてました。また競泳仕様でゴーグルをきつく締めていたため無人島に着いたころには、頭が圧迫されてそれだけで無駄なエネルギー消費をしていたと思います。

同じく船での移動の為、待ち時間が結構あります。

水分補給も船に乗る前に済ませ、持っていかなかったため泳いでいる中盤あたりで足がつりスタミナが切れた状態で泳いだ記憶があります。

また壮大な海でのレースのため1.3km先のゴールが定まらず左右に蛇行しながら泳いだため無駄に距離を泳いだり、「足がつったり」「他競技者との接触」「ゴールが定まらない」ことから焦りとストレスでこれもまた無駄なエネルギー消費になってしまったと思います。

次レースで失敗を生かす

完泳直後は「二度と出ない!」と思った僕も月日が流れるにつれて「もう一回出てみようかな…」という気持ちになってきたため

前回の失敗を生かす練習をしました。

ゴールが定まらないことに関しては「ヘッドアップ」という頭を上げて泳ぐ練習を行い、しっかり前を確認できるようにしました。

あとは「短水路(25mプール)」での練習をしていたのですが、それを「長水路(50mプール)」での練習を増やしました。当然ながら海では壁を蹴る動作はないため、長水路ならそういった動作を減らせれると思い行いました。

あとは時間に慣れる練習(LSD)も取り入れたりしました。

レース本番では、ゴーグルのバンドを競泳より緩める。競泳みたいに飛び込む操作がないためそこまできつく締める必要がないためです。

そして水分補給です。僕は1.5Lのポカリをレースでは持っていきレース直前までチビチビ補給するようにしました。

そんな感じでレースに挑んだら去年よりタイム・順位を上げることができ完泳後の疲れも初レースみたいな疲れがありませんでした。

その後の僕はOWSにハマり、3km、5kmのレースにも出ました。

トレイルランニングもOWSと同じ

競泳やロードマラソンは、僕は練習の中で「だいたいこれくらいで泳げる(走れる)かな」という想定タイムがわかってきます。

しかし山や海という自然相手のトレイルランやOWSはその時の天候に大きく左右され、練習で想定タイムはわかりません。

トレイルランは前日の雨で足場がぬかるんでいたり、山なので急な天候変化で体調管理が難しかったり

OWSでは波が高かったり、海水温の変化があったりといろいろなケースがあります。

実際のコースでの練習ができないというのもありますが、こういった自然現象に対応できるようにするには想像することも必要です。

しかし、初めてのレースで想像して練習するのは難しく、そうなると「実践!」実際のレースに出て感じてみることがすごく重要です。

まとめ

冒頭にも書いたように「初レース」は自分の想像以上に過酷な印象になります。

しかしそこで得た体験を次のレースに活かすことで、レースを楽しめるようになります。

僕がトレイルランの初レースでは、ルールで水分1L以上持参することとかいてありましたが、ロードマラソンから考えると「1Lも背負いながら走ると不利では?」と思っていました。

しかし実際レースをすると1Lを飲み干してしまうくらい水分が重要なことを感じました。

またトレイルランは「林の中を走る」イメージでしたが実際は「登山」でした。

そのため練習も「レース時間に慣れる」や「山登り」といった練習を初レース後は取り入れてます。

こういった感じで

「初レース」→「得たものを活かし練習」→「次レース」→「得たものを活かし練習…

といった繰り返しを行うことでどんどんレースが楽しく、ハマっていくのかなと思います。

少なくとも初レースの疲れたイメージだけでやめてしまうことは勿体ないので、改善してもう一度レースに出てみるのもいいと思います!

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