FKTとは?
FKTとは「Fastest Known Time」の略
特定のトレランコースを走り、そのタイム・コースのGPSデータをWEB上にアップし最速タイムを競い合う新しい形のトレランレース
日時指定がなく特定コースに行きたい時に行き、他ランナーと競えるため現在の状況(コロナ禍)にマッチしたものとなってます。
世界で特にアメリカやヨーロッパでFKTは普及されていているスポーツです。
FKTを挑む形式として3種類あります。
SUPPORTED(サポーテッド)
給水・補給などランナーが必要な場面でサポートしてもらう人を付けて挑む
SELF-SUPPORTED
サポートクルーは付けずに山小屋などに補給食などを置いて挑む
UNSUPPORTED
サポートなしで挑む
余談ですが「コロンビア モントレイル」からF.K.Tというトレランシューズが発売されています。
FKTに挑むにあたって足元からFKT仕様にしてみるのもいいかもしれません!
日本では山岳ランナーの上田瑠偉選手が「JAPAN F.K.T JOURNEY」というプロジェクトを立ち上げています。このプロジェクトは上田瑠偉選手が日本全国各地で走破したトレイルコース・記録を公式サイトにアップし、全国のランナーが上田瑠偉選手の記録に立ち向かうというものです。
まとめ
大会レコードやコースレコードは、各地で開催される大会に出場し記録を塗り替えることで達成できるものです。
しかし大会というのは開催される日時が決まっています。
FKTはいつでも挑めるということで、メリットとして「自分の万全な体調で挑める」「自分に最適な天候を選べる」「好きな時間に走れる」といったものがあります。
挑んでレコードは出せないにしてもトッププロと自分との実力差や全国各地のトレイルランナーと体力の比較ができるため、今の大会が中止になる状況の中モチベーションを保つのにも取り入れてもいいと思います。
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